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とらのあなに色々と委託中です。ウィルグラ再録本ウィルグラ本ベアトリクス乱交本

2016年7月14日木曜日

[R18]組織乱交本サンプルその2【C90】

夏コミ発行の組織乱交本のサンプルその2です。全話ダイジェスト。
その1(ベアトリクス輪姦編)はこちら


■ゼタ編

 夜半。ゼタはベアトリクスの個室をノックした。ベアトリクスがドアを開けると、「じゃーん!」と葡萄酒の瓶を見せつけながら殴り込みをかける。
 遠慮無く部屋に入ってベッドに腰掛け、サイドテーブルを引き寄せて酒瓶を机上に置く。
「ね、一緒に飲も!」
ベアトリクスはいつも通りの強引な姿勢に面食らったを見せたが、受け入れた。二人とも鎧を脱いで黒いインナーだけのラフな姿で酒を飲み交わす。
 ゼタは最近ドジを踏んだ話や、バザラガのネタ話、組織や上司の愚痴など、とりとめのない会話をする。最初は乗り気で無かったベアトリクスも、会話をしているうちに段々と顔が明るくなり、馬鹿だな、などとツッコミを入れながら笑うようになった。
「ベア。それでさ」
ゼタはほんのりと寄って頬を赤らめ、真剣な顔になって本題を切り出す。
「余計なお世話かもしんないけどさ。オダヅモッキーの件、もう忘れちゃおうよ」
ベアトリクスはハッとする。
「いや、それはもう忘れた」
「本当に?」
ゼタがじぃっと顔を覗き込むと、ベアトリクスは目を逸らした。
 ベアトリクスはうつむいて手の中でグラスを回し、波打つワインを眺めながら言う。
「私……私さ……。あんなとこ見られたから、ゼタが軽蔑したんじゃないかって……」
声は段々と小さくなり、喉に何かがつかえたように発語が途切れ途切れになる。
「馬鹿ね。そんなことないわよ」
「そうか?」
「そうだよ」
ゼタは屈託の無い表情で笑う。ベアトリクスの手からワイングラスを抜いてテーブルの上に置く。その手を取って真っ直ぐにベアトリクスのエメラルドグリーンの瞳を見つめると、彼女は観念した顔でぽつりと呟いた。
「私、さ……」
ベアトリクスは決心したように話し始める。
「あんなことあったけど、その……あれのことが忘れられなくて……」
「うん」
ベアトリクスは言葉を切って、ごくり、と唾を飲み込むと、一気にことばを吐き出した。
「……ひ、一人で慰めたりしちゃってさ」
「ええ?」
ベアトリクスはハハッ、と自嘲の笑みを浮かべる。酔って朱に染まった頬が、恥ずかしい告白でますます真っ赤になっていく。
「笑っちゃうだろ? レイプされたっていうのに。でもな、何か、あのとき知っちまったんだ。私の身体ってこういう仕組みになってるんだなって」
「ベア……」
思わずゼタはぐすっ、と鼻を啜る。ぶわぁっと目に涙が溜まって涙ぐむ。ベアトリクスはぎょっとして言った。
「お、おい! どうしてお前が泣くんだよ!」
「ごめん。あたし、ベアのこと気付いてあげられなくて」
「気付かなくていい! こんな恥ずかしいこと!」
ベアトリクスは慌てて、ゼタの手から自分の手を引き抜いては目の前でぶんぶんと振る。その顔は相変わらず赤い。
「それでまた、ゼタに嫌われるんじゃないかって」
ゼタは意外と元気なベアトリクスの様子に少し安堵して、クスッと笑う。
「だから、そーゆーのはないって」
「……本当か?」
「本当よ」
「でもさ……」
「あー、もうっ! ウジウジしてアンタらしくないわねー」
ずいっ、とゼタはベアトリクスに顔を寄せる。ベアトリクスは思わず後ろに引いた。ベアトリクスからは石鹸の香りと、酒の匂いが漂う。
「嫌ってない証拠、見せてあげよっか?」
「……どうやってだ?」
ゼタは悪戯っぽく笑うと、ベアトリクスの唇に自分の唇を重ねる。
「……っ」
ベアトリクスが瞳を見開く。
 ベアトリクスの唇は柔らかくて、他者の温もりを感じた。
 すいっ、と唇を離し、唖然とするベアトリクスの唇に人差し指を当てる。
「アンタだから特別よ? あたしのファーストキス」
「あ……」
何か言おうとするベアトリクスの唇を、ゼタは再び塞ぐ。
「どうする? もっと先まで行っちゃう?」
「さ、先って」
「だってさー。一人でエッチするよりいいんじゃない?」
「あ、あわわ……」
ベアトリクスは狼狽するが、ゼタはお断りの返事が無いのをOKとみて、ベッドサイドのランプに火を付け、部屋の明かりを消す。



■バザラガ編

「相談があるから、夜にあたしの部屋に来て」
そう呼び出され、夜中、バサラガはゼタの部屋を訪れた。
 ノックの後にゼタの声が返ってくるのを待ち、ドアを開けると。
 鎧を脱いで黒いインナーになった状態で、ベッドの上で絡み合うゼタとベアトリクスがいた。大きく胸の空いた黒いトップスに面積の少ない黒いパンツ、それにニーソックス。二人とも同じ様な衣装で、子供のおふざけのようにお互いの身体を触り合っている。
「……すまん」
バザラガは渋い声でそう言ってパタンと扉を閉める。
「待った!」
ベアトリクスがベッドから飛び降りて、半開きのドアからバザラガを引き入れる。
「事情くらい聞きなさいよ!」
そこでベアトリクスの言葉が割って入る。
「おい、ゼタ。『考えがある』ってバザラガかよ!」
「他に誰が居んのよ?」
ゼタはそう答えると、ベアトリクスがオダヅモッキーの件で淫乱化したこと、ゼタが相手をしたけど中でイきたいらしいことをバザラガに説明する。その間、ベアトリクスはベッドの上でちょこんと正座をして、落ち着かない様子でゼタとバザラガを交互に見る。
 ぱんっ、と手のひらを合わせてゼタは頭を下げた。
「この通り! 助けて欲しいの! あたしも恥ずかしいんだけどさ」
バザラガは戸惑ったが、兜のせいで表情は相手には分からない。
「それに、アンタ、普段から俺を頼れとか言ってるじゃない」
「それはこういう意味ではない」
「こんな困ってるときに頼れずにいつ頼るのよ?」
「むう……」
「私からも頼む! バザラガ!」
バザラガが顔を向けると、ベアトリクスがベッドの上で土下座していた。ベアトリクスのうなじの上で栗色のポニーテールが揺れ、さらさらと髪がこぼれた。床でなくベッドの上での土下座では真剣味には欠けたが、バザラガは「顔を上げろ」と言って溜め息をついた。
「……お前達を満足させられるかは別だがな」
それは了解の返事だった。ゼタとベアトリクスは顔を見合わせて輝かせた。


 結果。
 兜以外の甲胄を脱ぎ、軽装になったバザラガはベッドの上に座り、ゼタとベアトリクスは床に正座し、バザラガの足の付け根から生えている赤黒い物体を眺めていた。二人はごくりと息を飲む。ゼタには初めて見る大人の男性器だったし、ベアトリクスにはこれから自分を気持ち良くさせてくれる物として目に映っていた。
 ひとつ、バザラガには分からないことがあった。
 並々ならぬ事情だ。ベアトリクスの相手をしてくれ、と言われるのはまだ理解できる。
 が、何故、ゼタまでこの場所に居るのか、と。
 それを問うと、ゼタは悪戯っぽく笑った。
「ん~~~、バザラガの弱点探し?」
ゼタとバザラガは長らく組んでいる仲だ。寡黙なバザラガをゼタはからかうことが好きで、弱点探しと称しては普段から観察しているのだ。
「またか」
「それに、こーいうのは、二人でやったほうが盛り上がるでしょ?」
「どうだろうな……」
そして、ゼタは取り繕ったように言う。
「こ、今夜だけ特別だからね」
 ベアトリクスは上体のインナーをはだけて形の良い膨らみを出すと、バザラガに見せつけるように左膝に乳房を乗せ、皺が多く萎えているそれに手を伸ばす。
 手を沿えて陰茎を上に向かせると、ためらいなく陰嚢を口に含んでモゴモゴと口内で転がし、左手の親指の腹で根本をゴシゴシと擦る。
 その慣れた様子にバザラガとゼタはベアトリクスに視線を集中させ、気付いたベアトリクスが狼狽した。
「え? 何だ?」
「「いや……」」
バザラガとゼタの声がハモる。
 明らかにオダヅモッキーのところで学んできた風だったが、二人は気を遣って何も言わず、バザラガは続きを促す。
 ベアトリクスは改めてバザラガの根本を左側から横咥えして吸い付き、横笛でも吹くかのように下から上へと唇を這わせる。
 それをゼタは顔を赤くしながら眺めていたが、意を決したように前をはだけ、ベアトリクスに勝るとも劣らない見事な双丘を表に出すと、ゼタの真似をして右側から吸い付いた。


■ユーステス編

 ユーステスは目を覚ました。
 そこは自分の部屋ではなかった。目に入る木造の天井の様子から、彼が属している「組織」の施設の一室だということは分かった。
 そして、ある違和感に気付き、ユーステスの心がざわりと波立ち、心の中で否定する。
……馬鹿な。あの時期はもう過ぎ去ったはずだ。
 火が付いたように、下腹部に血がどっと流れ込んでいく。
 ぴちゃり、と水音が鳴った。
 ユーステスの全身から集まった血液を吸い出すように、肌に吸い付く感触。誰かが足元にいる。そして、男性器に舌を這わせている。軽く刺すような痺れが身体に湧いた。
 ベッドから身を起こすと、……起こそうとすると、じゃらりと鎖の鳴る音がして、ユーステスの褐色の長身はぴんと張った鎖によりベッドの上へと引き戻される。両手と両脚がベッドの柵に手錠で繋がれていた。
 蒼(あお)色の目を動かして下肢(かし)を見ると、高く結い上げた栗色の髪が見えた。長いリボンのついた青い髪飾りに、大胆に胸元と腹を露出させた青い衣装。同じ組織のメンバーのベアトリクスだ。
「……何をしている」
そう聞きながら、ユーステスは顔の動く範囲で暗い部屋を油断なく見渡す。アンテナを張るように、エルーン族の象徴である獣耳がぴくりと動いた。
 遠く離れたテーブルの上に、彼の得物が置いてあった。小銃、と言うには大きい砲身を持つ銃、フラメクの雷だ。
 ベアトリクスはフェラチオを止めて唇を離すと、ユーステスを見て得意気に笑った。ユーステスの雄の器官とベアトリクスの唇から、涎でできた一本の糸が垂れる。
「ふふん。いいざまだな」
 ユーステスは黙ってベアトリクスの反応を待つ。
 ベアトリクスからはほんのりと甘い匂いがする。この時期に異性から嗅ぎ取る独特の匂いだ。
 ベアトリクスの様子から、彼女がユーステスに何をしたのかは明白だった。
 ひとつだけ、思い当たる節がある。
 昨日、ベアトリクスが大量に作りすぎたと言ってサンドイッチを持ってきた。ゼタとバザラガと三人で食べた。いつも通り、味はいいのだが甘い食べ物だった。チーズは甘いクリームチーズに、香草を挟んだハムは香り高い果物に、卵焼きはカスタードクリームの味に。そんな料理だった。
「……薬、か」
「ご名答。睡眠薬と、あとは……分かってるだろ?」
媚薬だ。
 エルーン族には発情期がある。動物よりはずっと薄いものだし、あまり知られてはいない。
 ユーステスは薬により強制的に発情させられていた。
「エルーンにしか効かないんだってさ。便利だよな」
ということは、一緒にアレを食べたゼタとバザラガには影響はないらしい。
 ユーステスは冷淡な目でベアトリクスを見る。
「……堕ちたものだな」
「こんなになって言っても説得力がないだろ」
ベアトリクスはユーステスのガチガチに張った男根をわしづかみにする。触れた手から甘い痺れが伝わり、ユーステスはわずかに眉を寄せる。
「目的は何だ」 
「ノース・ヴァストのときの仕返しだ」
「逆恨みか」
「言ってろ!」
ベアトリクスは髪飾りに付けた青いリボンをしゅるりと解くと、ユーステスの根元に巻きつけて縛る。ユーステスはリボンが結われる様子を焦りを含んだ目で見た。彼女が何をするつもりなのかは容易に想像がつく。
 ベアトリクスは豊満な胸をはだけると、ユーステスの陰茎を胸の谷間に挟む。温かい柔肉の感触が性器に伝わる。そのまま口を開くと、ユーステスの雄をずるりと飲み込んだ。
 ユーステスの欲情した屹立を、濡れた生暖かい粘膜が包み込む。ベアトリクスの柔らかな口内がぬるりと全体を覆い、上下に動いては優しい刺激をユーステスに伝える。
 同時に、乳房を自分の手で両側から押し上げ、根本を扱くように動かす。
 洗っていない陰茎を双丘に挟んで咥える姿は扇情的で、ユーステスの目に焼き付く。
「……っふ……んちゅっ……」
ベアトリクスは水音を立てながらユーステスのペニスを舐める。傷つけないように歯を唇でくるみ、頭を上下させて根元を口で扱く。口内は唾液をたっぷりと含ませてちゅうちゅうと吸い出す。
 溜まった欲望を吸い上げるような動きに、ユーステスの額に脂汗が浮かぶ。快感を味わうほどに男根は体積を増し、リボンで縛られた根元がきつく食い込んでユーステスに痛みを与える。ベアトリクスが狙ったのはこれだった。


>>同人誌につづく